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5人が横に並んで歌っている姿に弱い。

ぎゅっとちいさくまとまって、肩を組んだり顔を見合わせたり。

 

思うに。

嵐のファンの人が願うことって、結局のところ5人が揃っていてくれること、これに尽きると思うの。

誰ひとり前に出ることなく、遅れることなく。

“ともに”

仕事仲間に、ましてや家族にだって照れ臭くて言えないこんな言葉をいとも簡単に口にしたりする。

家族でも友達でも仕事仲間でもないという5人。それ以上のなにか。

 

めんどくさい朝も落ち込んだ帰り道も、あの頃からずっと耳に馴染むのは5人の声で。どんな季節にも嵐の歌があって、懐かしさで思わず笑ってしまう。

当たり前にそばにいる。