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同じ夢をみよう

 

毎日を生きていく、その日々の中に、姿勢の中に、嵐がいる。いるといいなと思う。

 

相葉さんの言うトップをみんなが夢見て、もうこんなに時間が経ってしまったけれど、あの言葉はある種の約束事のようにいつもどこかにある。

ほんとうはないのかもしれないゴールを目指して走り続けるという醍醐味が、嵐にはあるような気もする。

 

だけどマジカルな相葉さんの言葉はいつだってわたしたちにとっては魔法で、ちゃんと同じ夢をみさせてくれる。そして叶える。

 

手紙を読んだとき、コンサートの挨拶のとき、よく泣く相葉さんだけれど、そんなとき誰よりも泣きたいのはきっとにのだったんだと思う。

関係ない話でもしてないと、涙が溢れそうだったもんね。

 

君のうたでの相葉さんのソロが、決して上手くはないかもしれない。でも力強く震えていたこと、ああ、なんて嘘がない人なんだろう、なんて。

 

 

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いいときも悪いときも

目の前のことだけ頑張るなんてことは

ちゃんと分かっていて

でもそれが永遠に分からなかったりする。

 

いつでも前を向けるなんてひとは

きっといないんだろう。

 

でも5人が与えてくれる希望は

日向の匂いがして風が涼しくて

こんなに気持ちがいいのは。

 

止まってしまうのに前を向いている。

きちんと振り向いているのに前を向いている。

 

前を向いたその先に、道をつくる覚悟がある。

 

 

 

 

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歌える様に、届く様に、君を迎えに行けたらな。

 

雨の音に混じって

つい、しっくりきてしまう。

 

笑顔はもちろん素敵。

だけど。

眉間にしわを寄せる

つまらなそうに身体が傾く

理解したときの頷き

そういう人が歌うから、しっくりきてしまう。

 

アイドルなんてものとは程遠いようで

実はいちばんアイドルしている。

 

ほんとうのことなんて

どうだっていいけれど

奥行きがあるって、こういうことなんだろう。

 

 

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カンケイないよね。

寂しくなることも虚しくなることも。

 

だって、やるしかないじゃん。

そう言われているようで。

 

ぜんぶぜんぶ刺さってしまうよ。

 

 

求められていることにきちんとこたえて

でもそれって当たり前でしょ?って。

かっこいいんだ、ほんとうに。

 

 

 

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目指すゴール ではなく

そこまでの道のり を考える人たち。

そしてその道を、同じ速度で並んで歩いていける人たち。

 

勝ったり負けたり競ったりしない。

“味方は、4人だけ。”

 

絶対的に信じられるものなんて、何年生きていたってそうそう出会えるもんじゃないんですよね。

20年ほど前。

違和感しか感じていなかったという嵐に、いまこれだけの、最大限の、誇りと愛着を持って。そして誠意を持って。

 

嵐を好きになった2006年。

かっこよくてキラキラして、ちょっとおバカで。

だけどあの時彼ら、今もそうかもしれないけれど、自分で選んだものと与えられたものどっちが多かったんだろう?アイドルになってよかったと思えた日と何してるんだろうって寂しくなった日とどっちが多かった?

 

“誰も背中なんか押しちゃいないのに。”

 

ただひたすらに。

翔くんはよくこう言うけれど、それがどれだけ難しいことかはあの時の彼らと同じだけ年をとった最近の私には、身に染みて分かるような気がする。

明確なゴールなんてない。トップってどこなんだろう。そんな日々をひたすらに、目の前のことだけを頑張る。5人がほとんど同じ温度で。

 

こうありたいと思ってしまうよ。

頑張れ。

自分で選んだくせに、レールの上をそこそこ真っ直ぐ走っているつもりが、悩んだり迷ったり泣いたり転んだりしている30歳目前の自分自身へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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“嵐?興味ないっすね”

 

“アイドルがどれほどか見せてやるよ”

 

正しい言葉と礼儀。

大切なことは、あくまで譲らない。

 

やってきたこと全てに胸を張れる大人はそういない。

日々のどこか、後ろめたくて恥ずかしい。

だけどそれじゃ貫けない。

ここぞという時に伝わらない。

 

この人。

まるでずっと前からこんなことを分かっていたようで。

 

 

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家族や友達とは違う。

馴れ合いが許されない、と思う。

 

踏み込まないという

愛情もあるのだということ。

 

中合わせでいても

同じ方向を見ることはできる。

次の瞬間、彼ならきっとこう言うだろう。

そういうことが、分かる気がするんだろうか。